1950年から弊社が独自に研究開発を始めた『超音波で風を測る』技術は1963年に世界初の実用機として完成したのが始まりです。
半世紀以上経った今では、室内気流はもちろんのこと、過酷な屋外の環境下でも、高精度で観測できる風向風速計等を世界に提供しています。
その確かな技術に裏付けされた機材として、公的機関の風洞に採用され続けている『超音波式風速温度計』は、まさしく”風洞のかみさま”といえるでしょう。


気体流速計測の根幹として
産業技術総合研究所、日本品質保証機構、気象庁。国内の主だった公的機関の大型風洞の準器として採用されている機材が、当社製のDAシリーズです。


写真協力:気象庁
DAシリーズの仕様
可動部分が無いため、微風から強風までリニアでハイレスポンスな3次元風速成分測定が可能です。
また、超音波方式により温度補正が不要で、温度変化に対する測定値のドリフトがありません。
・「ゼロ」m/sからの風速を測定
・新デジタル処理により信頼性の高いデータ取得が可能
・雷災保護機能の強化
・多彩な演算要素
・豊富なプローブ群をラインアップ
豊富なプローブラインナップからご選択して接続できますので、風洞内の基準器としてだけでなく、乱流、熱収支、水収支などの研究的な気象観測のほか、ビル風、橋梁風等の構造物環境の観測にもご使用いただけます。
※風洞にご使用の場合には、仕様調整が必要になります

【汎用標準機/DA-700】
| 名称 | 型式・仕様 | 数量 | 備考 |
| 超音波風向風速温度計 | |||
| 風速計演算器 | DA-700 | 1式 | 付属品ACコード(3m) 1本(注2)電源用3P-2P変換プラグ 1個(注2)RS232Cケーブル2m 1本ガラス管ヒューズ(2A) 2本 |
| プローブ | TR-61A、61B、61C、62AX、TR-90AH、90T、92T、90T(H)、92T(H) | 1台 | 何れか1種類を選択(注3) TR-90AH,90T,92Tには収納トランクと取付金具が付属します。TR-90T(H)、92T(H):高温仕様 |
| 変換器 | CA-70BCA-75 | 1台 | 選択プローブにより決定CA-70B:屋外用、CA-75:屋内用 |
| 接続ケーブル | JCD-70JCW-90 | 1本 | JCD-70:屋外用,JCW-90:屋内用標準:20m、ケーブル長は変更可能です |
測定方式 :時分割送受切替型超音波パルス方式
演算方法 :超音波伝播時間逆数差演算方式
測定範囲 :TR-61A型プローブ :0~30m/s(主風向)
TR-61B型プローブ :0~60m/s(水平風速)
TR-61C型プローブ :0~30m/s(水平風速)
TR-62AX型プローブ :0~30m/s(主風向)
TR-90AH型プローブ :0~20m/s(主風向)
TR-90T、90T(H)型プローブ :0~40m/s(主風向)
TR-92T、92T(H)型プローブ :0~40m/s(主風向)
※プローブの機種により測定範囲が異なります。
出力分解能 :0.005m/s(風速)
測定繰り返し :20回/秒
デジタル表示 :LCD表示(240×128ドット)バックライト付き
演算要素 :Ai、Bi、Ci
Xi、Yi、Wi、Ui、θi、γi、Ti、⊿Ti
X3、Y3、W3、U3、θ3、γ3、T3、⊿T3
Xm、Ym、Wm、Um、θm、γm、Tm、⊿Tm
(i:瞬間値、3:3秒平均値、m:平均値)
デジタル出力 :
(1) 通常モード
出力形式 :RS-232C
通信速度 :9600bps
データ :8bit
パリティー :none
ストップビット :2bit
出力間隔 :0.05sec
データ形式 :ASCII 6バイト/測定成分
出力データ :Xi、Yi、Wi、Ti
(2) カスタムモード
出力形式 :RS-232C
通信速度 :9600、19200、38400bps
データ :7、8bit
パリティー :none、even、odd
ストップビット :1、2bit
出力間隔 :0.05、0.1、0.25、0.5、1、2、3、5、10、20、30sec
および1 – 15 min.(1分毎)に設定可能
データ形式 :ASCII 6バイト/測定成分
出力データ :演算要素より4要素選択
アナログ出力 :
(1) 固定レンジ出力(OUT1形式)
出力コネクタ :背面OUTPUTコネクタ(RM21TR-15S ヒロセ電機)
X、Y、W成分風速 :10m/s当たり1V 最大±10V
音仮温度(T) :10℃当たり0.2V 最大±2V
(2) 可変レンジ出力(OUT2形式)
出力端子 :背面端子台(M4mm) 8チャンネル
出力電圧 :0 ~ ±1V [0 ~ ±出力レンジ] 最大±2V
出力レンジ :成分風速:
0 ~ ±1、2、5、10、15、20、30、40、50、60、70、80、90m/s
水平風速:
0 ~ 1、2、5、10、15、20、30、40、50、60、70、80、90m/s
水平風向:
0~360、540deg.
仮温度 :0 ~ ±50、100、120℃
変動温度 :中心温度より0 ~ ±5、10℃
(中心温度は-99.99 ~ +199.99℃の範囲で設定可能)
平均化時間 :0.1、0.25、0.5、1、2、3、5、10、20、30sec、および
1 ~ 15min(1分毎)に設定可能
保護回路 :過電流保護、雷災保護 (注4)
(接続ケーブルに進入する雷サージ保護)
使用環境 :DA-700本体 :-10 ~ +40℃ 20-80%RH
CA-70B変換器(屋外用):-20 ~ +50℃ 20-100%RH
CA-75変換器(屋内用) :-20 ~ +50℃ 20-80%RH (注4)
プローブ :-10 ~ +40℃ 20-80%RH(TR-90AH、90T、92T)
-10 ~ +120℃ 20-80%RH(TR-90T(H)、92T(H))
-20 ~ +50℃ 20-100%RH(TR-61A、61C、61B、TR-62AX)
※プローブは機種により使用環境が異なります
※プローブヘッド部に雪、霜など障害物が無いこと
※いずれの機器も結露のないこと
電源 :AC100V-150V 30VA以下 / AC200V-240V 40VA以下
注4:CA-75は屋内仕様につき、雷災保護機能はありません。
【風洞用専用機/DA-470】
測定方式 :時分割送受切替型超音波パルス方式
演算方式 :超音波伝搬時間逆数差演算方式
測定範囲 :0~40m/s
演算精度 :±1%
分解能 :0.005m/s以下
測定繰返 :10回毎秒
デジタル表示 :LCD表示器により流速を表示
[表示内容] A:A軸流速
B:B軸流速
V:A軸とB軸の合成流速
[表示桁数] 各流速とも0.01m/s
使用環境 :
プローブ :-20~50℃ 20~80%Rh(結露しないこと)
変換器 :-20~50℃ 20~80%Rh(結露しないこと)
演算器 :-10~40℃ 20~80%Rh(結露しないこと)
電源 :AC100~150V 50/60Hz 30VA以下
AC200~240V 50/60Hz 40VA以下
DA-470型超音波風向流速計は下図の構成となります。DA-470型超音波風向流速計は以下の構成となります。CA-47AはDA-470A、CA-47BはDA-470Bに接続してください。
